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『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』(マイナビ出版)

お手伝いした本が出版されました。

現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識
(著者:飯髙悠太、枌谷力、相原ゆうき、秋山勝、安藤健作、今井晶也、岸穂太佳、戸栗頌平、室谷良平、日比谷尚武/マイナビ出版)

マーケティングを初めて学ぶ方にも分かりやすい入門書

BtoBビジネスの最前線で活躍する10名の著者陣が、企業の垣根を越えて集結。BtoBマーケティングについて分かりやすく解説した実務書です。

コロナ禍によって、否応なしにオンラインシフトせざるを得なくなったマーケティング施策。これまでの「足で稼ぐ営業」が通用しなくなった今、企業はどのように顧客を獲得すればよいのか、事例や図解を多用し、詳しく解説しています。

本書最大の特徴は、10名の業界トップランナーによる共著であること。各分野のエキスパートによる豪華なコラボレーションとなっています。

第1~2章ではBtoBマーケティングの概論について、3章ではマーケティング施策の各論について書かれています。

入門書という位置づけですので、マーケティングについて初めて学ぶ方にも分かりやすく、かみ砕いた解説となっています。

非常に網羅性の高い1冊ですので、マーケティングの全体像を掴みたい方におすすめします。

企業におけるライター需要

この書籍に携わって感じたことは、「ビジネスの現場において、ライターの需要は今後大きく伸びるのではないか」ということ。

オンラインでのマーケティングや商談が当たり前になりつつある今。企業のブランディングはもちろんのこと、リード(見込み客)獲得やナーチャリング(顧客育成)、そして契約後のオンボーディング(導入フォロー)など、さまざまなシーンで、情報発信が必要とされています。

それは、動画のこともありますが、大半はテキストコンテンツです。

今はまだ過渡期なので、社内でなんとか対応しているところが多いと思いますが、近い将来、アウトソースすることになるでしょう。社内ライターを抱えている一部の企業以外は、とても手が回らないはずです。

そうなったとき、ライターへの需要が一気に高まるのではないか。そう思い、私は今、来たるべき需要の大波に備えて、ビジネスの一ジャンルを自分の専門分野(タグ)とすべく、勉強しているところです。

今後、企業によるライターへの発注において、おそらく最も大きな金額が投下されるのが、BtoB(Business to Business:企業間取引)であり、マーケティングであると思っています。

BtoBは一般的な認知度こそ低いものの、企業の数が多くて市場規模も巨大。1発注あたり何百万円、何千万円というプロダクトもザラにあります。

また、マーケティングは顧客の発掘・獲得という、利益に直結する活動です。

もし、ビジネスジャンルでの執筆(企業のオウンドメディアやコミュニティ内でのコンテンツ作成)にご興味があるなら、本書がお役に立てるかもしれません。

入門書なので、かなり噛み砕いて書いてあります。また、概論から各論まで網羅しているため、まずは概論を把握し、具体的なオファーがあったらその部分の各論をチェックする、という使い方もできます。

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、手に取っていただけると幸いです。