テープ起こし

テープ起こし三種の神器

たまにテープ起こしをするぐらいであれば、ノートパソコン1台あれば充分だと思います。
でも、コンスタントにテープ起こしをする必要のある人やテープ起こしを本業にしたいという人は、ある程度の道具を揃えたほうがいいでしょう。

三種の神器というタイトルはちょっと煽りすぎた感ありますが、私がこれまでテープ起こしをしてきて「あったほうがいい」または「こだわったほうがいい」と思った道具たちをご紹介します。

ヘッドホン・イヤホン

まず揃えたいのは、ヘッドホン or カナル式のイヤホン。
外部の音を遮断しつつ、音に集中させてくれます。

普段はスピーカーで

でも、取材音声のような録音状態の良い音声を起こす場合には、極力ヘッドホンやイヤホンを使わず、スピーカーで音を出しながら作業することをお薦めします。
これは耳の保全のため。
長時間のヘッドホン・カナル式イヤホンの使用は、耳を痛める危険があるのです。

咳払いやくしゃみなど、突発的な大きな音が収録されていることがたまにあります。
テーブルにレコーダーを置いて録音した場合、コーヒーカップを置く音が大きく入っていることも。
聞き取りにくい声をなんとか聞き取ろうと音量を上げているとき、この突発的な爆音が入っていると、本当に耳に悪いです。心臓にも悪いです。

耳は大事な商売道具。
収録状態のよいときはなるべくスピーカーを使い、必要なときだけヘッドホンやイヤホンを活用することをおすすめします。

ノイズキャンセリング

最近では、ノイズキャンセリング機能の付いたヘッドフォンも多く見られるようになりました。
ノイズキャンセリングは、外部の騒音に逆位相の音波をぶつけ、音を消すという技術。
外で大きな音が鳴っていても、ヘッドフォンから流れてくる音に集中することができます。
しかし、独特な「サーッ」というノイズが乗ることも多く、それが結構気になることも。。
ノイズキャンセリングのヘッドフォンだけを使うのではなく、普通のヘッドフォンやカナル式イヤホンを併用するといいと思います。

丑三つ時最強説

近所で工事が行われていたり、選挙カーが通ったりする時期は、ヘッドホンが云々などと言っていられる事態ではありません。
そんなときは、潔く昼寝して、深夜のテープ起こしをおすすめします。
「草木も眠る丑三つ時」とはよく言ったものです。
静かな時間にテープ起こし。これ最強です。

フットスイッチ

キーボードによる手入力の場合、再生や一時停止のためにショートカットキーを押すことすらもどかしいことがあります。
そんな時に役立つのがフットスイッチ。

各スイッチに、再生・一時停止・巻き戻しなどのショートカットを割り当てておくわけです。
手を使わずに音声コントロールができるので、作業が捗りますし、何と言っても手が楽。

私も一時期愛用していましたが、冬場、モコモコのルームシューズを履いたらフットスイッチを踏みにくくなり、そのまま使わなくなりました。
冷え性でなければ、今でも使っていたと思います。

キーボード

テープ起こしだけでなくライティングの時にもそうですが、キーボードはとても大切。
よくノートパソコンだけで記事を書いているライターさんを見かけますが、肩こりとか、平気なんでしょうか。。

私はテープ起こしの繁忙期になると腱鞘炎をよく起こしていたため、キーボードにはとにかくこだわってきました。
エルゴノミクスキーボードを使っていた時期もありますが、今ではデュアルキーボードで対応しています。
本当はセパレート式のキーボードが欲しいのですが、なかなかにして高価なので。。

デュアルキーボードという特別なキーボードが存在するわけではなく、普通のキーボードを左右に並べているだけです。
左手は左のキーボードを、右手は右のキーボードを使います。
両手を中央に寄せる必要がないため、肩の幅に腕を開いたまま入力することができるわけです。
デュアルキーボードにしてから、肩こりがだいぶ軽減されました。

デュアルキーボードの利点は、安くすむところ。欠点は、やたらスペースをとるところです。

いろんなキーボードが出ているので、あれこれ試してベストな相棒を見つけてください。

Happy Hacking Keyboard のような高級キーボードにも憧れますが、しばらくは安物2台並べて頑張ります!