子育て

「受験やめてK-Popアイドルを目指したい」と、娘が突然言い出した

「受験やめてK-POP(韓流)アイドルを目指したい」と、のん子(小6)が突然言い出しました。

なんか最近そわそわしてるなー、とは思っていたのですが。。。

さて、どうしたものやら。

「好き」と「やりたい」は尊重したい

ここで、やりたくなかったのは、全否定。

「なに言ってんの。あんたになれるわけないじゃない」とか、K-POPアイドルになることがどれだけ大変なのかを力説して、「現実を見なさい」とか言うことは簡単です。

でも、せっかく娘が感じた「好き」「やりたい」は尊重したい。

好きなことを大人に諦めさせられることが続くと、自分の好きなことに対する感覚が麻痺してしまって、大人になってから「私の好きなことって何だっけ?」と自分探しの迷宮に迷いこみかねない。

現に私がそれだったから。

「何になりたいのか」ではなく「何をやりたいのか」

なので、のん子の「やりたい」にフォーカスして話を聞くことにしました。

このとき気を付けたのは、「何になりたいのか」ではなく「何をやりたいのか」を明らかにすること。

「K-POPアイドルになりたい」は、やりたいことではなくて、なりたいもの。

この「なりたい」の裏に、どんな「やりたい」が隠されているのかを探ります。

のん子が大人になったとき、K-POPアイドル人気がまだ続いているかは分からない。

もしかしたら、大人の事情で日本人は韓国のアイドルグループに所属できなくなっているかもしれない。

これは、のん子がいくら努力したところで、どうしようもない部分。

それに左右されてしまうのが「なりたい」の欠点です。

なので、「なりたい」の憧れをいったん脇において、「自分は何をやりたいのか」ということと向き合ってもらいました。

尋問誘導にならない程度の助け舟

「何がやりたいの?」といきなり聞いても、「K-POPアイドルやりたい」としか答えられないのが小学生。

しっかりしているようでいて、まだまだ視野は狭いし、思い込みも激しい。

なので、助け舟を出します。

といっても、ここで知りたいのはのん子の本音。

親の望む道に誘導することはせず(場合によってはそのうち誘導する必要が出てくるかもしれないけど)、質問のヒントを出しました。

・歌って踊りたいの?
・テレビに出たいの?
・ドラマとかやりたいの?
・ファンと交流したいの?

アイドルになりたい!という気持ちはあっても、やりたいことまで掘り下げて考えたことはなかったようです。

やりたいのは、K-POPに合わせて踊ること

のん子がやりたかったのは、大好きなK-POPの楽曲に合わせて踊ること。

「でも、志望校にはK-POPに合わせて踊れる部活がないし、芸能活動も禁止されている。
だから、K-POPダンスができなくなっちゃうし、それを人に見てもらうこともできない。。。」

そう不安になっていたようです。

やれる方法を提案

受験を諦めなくても、K-POPダンスを踊ることはできます。
そこを説明し、アイデアを出してみました。

  • サークルを立ち上げてみる
  • K-POPダンススクールに通う
  • 友達と踊ってYouTubeやTikTok、SHOWROOMで配信してみる
    (事務所に所属せずに動画配信するだけなら芸能活動にはあたらない)

どれもすごい勢いで食いついてくれました。

約束をする

まずは、目の前の受験を頑張る。
受験が終わったら、K-POPダンスのレッスン受けてみようね。

このような約束を交わしました。

焦らない、怒らない

のん子から「受験やめてK-POPアイドルを目指したい」とか言われたときは、正直なところ、「はぁ?何言っちゃってんの?」って思いました。

「あんたになれるわけないじゃない」という言葉をグッと飲み込み、クールダウン。

頭ごなしに否定されたら余計燃えてしまうし、まだまだ思春期の入口だというのに今から「ママには何を言ってもムダ」という実績は作りたくない。

あれこれ言いたい気持ちを抑え、のん子の気持ちを引き出すこと、のん子の「やりたい」に寄り添うことに注力しました。

一件落着

のん子の場合、K-POPに対する憧れは強かったものの、アイドルとしてデビューする以外にも道を見つけることができました。

それは、たまたまかもしれません。

でも、のん子の本気にじっくり向き合うことができて、ほんとよかった。

また何か迷うこと、本気で取り組みたいこと、悩んでいることがでてきたら、ママに相談してほしいな。。。