一文レビュー

『この時代に投資家になるということ』(正田圭/星海社新書)一文レビュー

ミレニアル世代の投資

ミレニアル世代というのは、2000年代に成人する世代。
(1981年から1996年に生まれた人々を指すことが多いみたい)

ミレニアル世代にかすりもしなかった私からみると、投資といえば、株式とか不動産、せいぜい先物かFXといった感じ。

しかし、そんなものはもはや古いようなのであります。

投資のありかたを大きく変えたのはインターネット。

誰でも簡単に情報を手に入れられるようになり、投資というものがぐっと身近になりました。

物心ついたころからインターネットに触れてきた、デジタルネイティブとも呼ばれるミレニアル世代の人たち。

彼らは投資を行うだけでなく、ブログやSNSなどを使って新しい価値を提供し、これまでなかった投資対象をつくりはじめています。

時代が変わる、投資が変わる

寿命が延びれば時間の価値は下がります。

AIやロボット技術が発達すれば、労働の価値も下がります。

時代が変われば、あらゆるものの価値が変わるのです。

それに伴い、当然ながら投資対象も変わっていきます。

これまで主流だった投資対象が、どんどん「オワコン化」していくのかもしれません。

新しい投資の視点を授けてくれる一冊

ミレニアル世代であってもそうでなくても、これからの時代、投資家としてどのような視点をもてばいいのかが分かりやすく解説されています。

書いてあるのは、「これからは〇〇に投資すれば間違いなし」といった情報ではありません。

投資家としての素養とは何か、どのように物事を見ればいいのか。

新しい投資家としての視点でありながら、普遍性をも兼ね備えた「投資の真理」とでも呼ぶべき内容が、随所に散りばめられています。

◆きょうの一文◆

意外と自分の身の回り、「半径5m」以内に目を凝らして見たほうが投資機会は見つかるものです。(P.156)

「半径5m」と聞いて思い出したのは、はあちゅうさんの著書『半径5メートルの野望』。

そういえば、はあちゅうさんもミレニアル世代。

この世代は、身の回りのものに目を向けるということが得意なのかしら。。。

遠くからチャンスが転がり込むことを待つのではなく、身近なものに興味を持ち、とことん調べてみる。

この探究心から、新たな投資の種は生まれてくるようです。