一文レビュー

『医者が教える最強の温泉習慣』(一石英一郎/扶桑社)一文レビュー

認識不足

我が家のまわりには、車で30分以内の範囲に4軒の日帰り温泉施設と1軒のスーパー銭湯があります。

温泉に行くのが当たり前のようになっているのですが、いままで「温泉に入るとリラックスする」程度の認識でしかもっていませんでした。

この本を紹介されたとき、「せっかく恵まれた環境にいるのだからそれを活かさないともったいないよね」とすぐさま予約。

本当? そこまですごいの?

やっと届いた一冊。

開いてみると、目次には「デトックス」「ダイエット」「遺伝子レベルで活性化」「成長ホルモン」などなど、魅力的な言葉のオンパレード。

温泉がいいのはわかるけど、さすがにちょっと盛りすぎじゃないの?と少々懐疑的な気持ちで読み進めていきました。

ところが。。。

医師による詳細な解説

著者は医学博士の内科医。

医学的見地からしっかりと解説してくれています。

エビデンスのあるものはどんな論文に書かれていたのか、どういう実験で効果が示されたのかが記してありますし、そうでないものについては、「科学的な裏付けはまだとれていませんが、多くの方が体感しています」と書いてあり、とても誠実。

温泉だけでなく入浴全般についても

泉質の解説はもちろん、入浴剤やサウナ、銭湯など温泉以外の入浴についても詳しく説明があります。

これまでは何も考えずにただ温泉に入っていましたが、これからはその泉質なども考慮して、上手に活用していきたいと思います。

◆きょうの一文◆

温泉による経皮吸収ではサプリメントの3~4倍、経気道吸収では7~8倍の差で効率がいいことが示されており、温泉に浸かれば、経皮、経気道の両方でミネラル補給できるため、非常に効果的です。(P.93-94)

皮膚や気道からミネラル吸収できるとは、しかも、サプリメントで摂るより効率的だとは驚きました。

いままで、体を温める温浴効果ぐらいしか意識していませんでした。

せいぜい皮膚表面に作用して傷の治りを早くするとか、湿疹に効くとか、その程度だろうと。

しかし、泉質によっては慢性病にも効能があるわけですから、何らかの形で成分が吸収されているはず。

それは、皮膚と呼吸器官を通じて吸収されていたのだと。

早速今日、近くの温泉に行こうと思います。

ちなみに今、同居のお義母さんが読んでいます。