仕事・学び

フリーランスを守る法律

売れっ子になるまでは、なにかと立場の弱いフリーランス。

契約書のない仕事なんてザラにあります。

私も昨年、原稿を納品したものの出版社の都合で刊行が見送られ、わずかな補償金で手を打たれてしまいました。

もちろん、契約書などありません。

補償金と取材交通費が出ただけマシか...と、言い返すことすらせずに受け入れました。

これが、フリーライターという立場の危うさを初めて実感した出来事です。

もやもやした気持ちがまだ残っている私に、ブックライター塾の先輩がご自身の担当されたこんな記事をシェアしてくださいました。

フリーランスという働き方は、これからどんどん増えていくと思います。

働き方に自由度が高い反面、会社という拠り所がないため、つい足元を見られてしまいがち。

そんなフリーランスを保護する動きが出てきたというのは、とても心強い限りです。

この記事に勇気を得て、きのう打ち合わせのとき出版プロデューサーの方に
「契約書はどうなっていますか?」と聞いてみました。

すると、意外な答えが。。。

「えっ?前作の時に送られていないんですか?
お送りするように言ったのに。
契約書の型はあるので、再度つついておきますね」

契約書はあるのに、担当者さんが事務処理を面倒くさがっていただけらしいです。

相手が大きな出版社だったので、直接取引だとしたら言えたかどうか。

こういうとき、間に気心の知れたプロデューサーが入ってくれると、非常に助かります。

出版業界ベテランの彼女にいろいろ教わりながら、たくましくなってやろうと思います。